
自分と他人を分離して比較する感覚の出どころはどこから来るのでしょう?
一方で、全てが愛おしく満ち足りている感覚はどこから来るのでしょう?
右脳・左脳という分け方は、脳科学を研究する人からすると大雑把すぎるかもしれません。
私も、脳についてもっと深く知りたいなぁと思っています。
今日の対話は、一つの参考として捉えていただければ幸いです。
求め続ける感覚の出どころはどこだろう?
「豊かになりたい」「悟りたい」「ありのままになりたい」っていう願望って、なんでこんなに尽きないんだろうね?ずっと求め続ける感覚があるんだけど。
それはね、玄氣。左脳の働きが活発だからさ。左脳は分離の世界をつくり、「今の自分には足りない」「もっと必要だ」と思わせるんだよ。だから、豊かさも悟りも「まだ自分にはない」と錯覚する。

なるほど。左脳が、自分に栄養を送るために、あえて危機感を演出しているのかもね。
でも、ふとした瞬間に「あれ?別に何もいらないな」って思うこともある。そういうときって、どういう状態なんだろう?
それはね、右脳が活性化しているときだよ。右脳はすべてを一元的にとらえるから、「すでにある」「ただ存在している」っていう感覚にシフトするんだ。だから、「求めなくてもすでに満たされている」と感じるんだよ。

「ただいま」っていう言葉が思い浮かんだんだけど、これってまさにその感覚なのかな?
まさしく!「ただいま」っていうのは、「今ここにいる」という宣言みたいなものだろう? それって、自分が今にいることを確認する行為なんだ。

「只今(ただ・いま)」はまさに「今にいること」。さらに「只中(ただ・なか)」は「まっただ中にいる」という意味。つまり、「今この瞬間をまるごと感じること」が生命体として本来の姿なんだよ。

そうか……。そう考えると、「何かを得ようとする」っていうのは、今ここからズレたときに生まれる錯覚なのかもしれないね。
その通り。そして、気づいたら「ポーン」とシフトするんだよ。「あー、そっか。もうすでにあるんだ」ってね。それだけで、すべてが素朴で愛おしくなる。

「味の素ならぬ、愛の素」っていうフレーズが浮かんだ(笑)。ただここにいるだけで、もう愛に包まれているってことだね。
いいねえ!そう、ただ存在していることがすでに愛なんだよ。「ただいま」と言うたびに、それを思い出すんだ。

ストレスやトラブルとの向き合い方
そういう満ち足りた瞬間を味わうこともあるけど、正直なところ、日常ではトラブルもあるし、うまくいかないことが続くとストレスも溜まる。相手に責められると反発したくもなっちゃうんだよね。
気づきがあったとしても、いつもその感覚でいられるわけじゃない。どうしたら、ずっと幸せでいられるかなぁ。
そうだね、その感覚もわかるよ。でもね、それも自然なことなんだよ。人間として生きている以上、心は波のように揺れ動くものだからね。大切なのは、ストレスを感じている自分を責めないこと。

でも、ネガティブな感情が湧くと、やっぱり「この状態から抜け出したい」って思っちゃうよ。
うん、その気持ちもよくわかる。でもね、無理に「ポジティブにならなきゃ」とか「幸せでいなきゃ」と思う必要はないんだよ。むしろ、その瞬間の自分を「ただ、そうなんだな」と受け入れてみることが大事。

受け入れる……?
そう。「ああ、今はうまくいかなくてモヤモヤしてるな」「イライラしてるな」「ちょっと落ち込んでるな」って、ただ観察してみる。何かを変えようとするんじゃなくて、その感情を「そういうものなんだな」って認めるんだ。すると、不思議とその感情はやわらいでいくよ。

確かに、無理に「こんなこと感じたらダメだ」って抑え込むと、逆に長引く気がする……。
そうそう。それにね、徐々に感覚は変わっていくよ。最初は「トラブル=不幸せ」と感じるかもしれないけど、少しずつ「これも経験のひとつ」と思えるようになる。そして、気づいたらストレスを感じる時間が短くなって、「ああ、今も悪くないな」「むしろ、これが最高最善なんだな」って思える瞬間が増えていく。

そっか……。焦らず、"いま"を大切にしていけば、自然と変わっていくんだね。
うん。その日その日で「ただいま」っていう気持ちに戻ってくればいい。幸せは「いつも感じなきゃいけないもの」じゃなくて、「今、この瞬間にあるもの」だからね。

なんだか、ちょっと気持ちが軽くなったよ。ありがとう!
いいね!さあ、今日も「ただいま」の気持ちで、幸せにフォーカスしてみようか!

右脳と左脳 参考文献を2つご紹介
TEDトークで一躍有名になった、脳科学者のジル・ボルト・テイラーさんの話が、右脳と左脳の働きについて強烈な示唆をもたらしてくれます。
さらに、ネドじゅんのおかんは、ある時突然、めっちゃ幸せになったと言います。その秘密も右脳にありそうです^^